四方木よもぎ 美夜みよ

美夜ビジュアル顔by塔島 ジューゴ 美夜ビジュアル全身by塔島 ジューゴ
基本情報
広島県南部の海沿いにある骨董店「よろづ奇蒐園」の二代目店主。 曰くつきの呪物を集めているが、危険なものは解呪したり封印したり、手に負えなければ神連など解決できる人に横流ししている。 面倒くさがりで薄情ぶっているが正義感が強く情に厚い。権能のせいで厄介事を知ってしまい、代償のせいで知らないフリができず、自ら首を突っ込むこともしばしば。
身長 155
性別
職業 古美術商
年齢 25(暁にカササギ時点)
誕生日 10/18(90年代生まれ)
描写キーワード 清楚な黒髪、眼鏡をかけた柔和な垂れ目、服の上からでもわかる巨乳、耳に快い可憐な声、怒っても怖くない、着物風シャツに袴風ズボン、兎の耳のように立てた赤いリボン、ポニーテール
一人称 わたし
二人称 あなた
三人称 あの人
セリフ例
来客 「いらっしゃい。あら、◯◯さん。お元気でしたか?」
神連に 「また厄介事? 耳が腐りそうな案件じゃないでしょうね」
怒り 「暁月、塩撒いて! 塩!」
怒り 「わたしは古美術商であって拝み屋でも不動産業者でもありません! 事故物件の調査は専門外です!」
キャパオーバー 「むぎょるるるるっぺんぎゃんにゃんほわー! ふしゃー!!」
姉に 「姉さまの妹で本当によかった。渡る世間はカスばかりなんて思いたくないもの」
一段落 「疲れたからねる~。おやすみなさ~い」
主要技能/特性
技能 ランク 説明
鑑定眼〔古美術〕 B- 大学から真面目に勉強して一通りの知識はある。 とはいえまだまだ勉強中で、特に興味の薄いジャンルでは暁月に頼ることも多い。
遠耳(権能) A 暁月から与えられた権能。『自分が調べたら入手できる情報』を調べずに聴くことができる。 制御が難しく、真偽を判定する機能もないので過信は禁物。 代償に「耳を塞げない」。特に「助けを求める声」を無視できない。
霊感 A- 神憑きになり霊感に目覚めた人間の中でも、特に感覚が鋭い。訓練した巫女に引けを取らない。
霊能〔過去視〕 C+  物品の残留思念を読み取る感覚。呪物の情念を朧げながら感じ取れる。 土地や建造物といった大きな物に対しては精度が下がる。
鑑定眼〔呪物〕 S 《遠耳》と過去視、古美術の知識を組み合わせて呪物の来歴を紐解き、その正体を明らかにする。 作り手の強い情念が宿る品なら、一目で真贋を見極められる。
呪物解体〔大団円〕 S+ 解き明かした呪いの結末を考案する作戦立案能力。 美夜はハッピーエンドにするのが得意。
形代作り C+ 趣味のドールハウス作りで培った技術に霊感を組み合わせることで、生者の身代わりや死者の依代となる人形を作れる。 《遠耳》で情報を集めることでBランク相当の形代を製作可能。
憑神使い A 兎である暁月を人間と対等の知性を備えた存在と尊重する一方で、憑神としての機能を十全に活用する。 一般家庭の素人だったとは思えない、憑神を運用する才覚。
憑神知識 S- 趣味と実益を兼ねて憑神の知識を集めている。 憑神の基本的な機能の他、権能と代償の実例にも詳しい。
人脈 B 引きこもりだが、神連や血族の伝手から《遠耳》で人材を探り当て、事件解決の要となる人物を紹介できる。
生贄ヒロイン体質 S- 清楚に見える容姿、可憐な声、服の上からでもわかる巨乳、正義感が強く悪事に対して感情を荒げながら一歩も引かない負けず嫌い……といった特徴から、良くないモノに好かれやすい。 俗に言う「おもしれー女」
年表
年齢 概要 補足エピソード
幼少期 1990年代誕生。引っ込み思案で4つ年上の姉「香夜」にべったりの内気な性格。 内弁慶なお転婆で、家にいるほうが好き。 無自覚に霊感があり、しばしば呪いに引き寄せられそうになるが、家族や親戚に守られすくすくと育つ。
小学 内向的な性格からいじめられるが、姉に庇われて「いつも一人でいる変わり者」のポジションに落ち着く。 霊感は成長につれて抑え込まれ、高学年になる頃には呪いに引っかかることもなくなった。 4年生(10歳)から視力が悪くなり眼鏡をかける。
8歳(小学2年生)の頃、「白鴉の神憑き(後のジョン・スミス)」が短期ホームステイで家に来た 美夜は彼のことを覚えていない。
中学 徒歩で通える公立中学校に進学。 姉の影響でドールハウス作りが趣味になる。
高校 電車で通えるまぁまぁ頭の良い子が受験する公立高校に進学。 特に将来の夢はなく、県外の美術系の大学を受験する。 部活動は手芸部。
高校3年生の卒業式を終えた後の春休みに祖父「悠人」が天寿を全うする。 知らずに継いだ《遠耳》の権能で体調を崩し、祖父の葬儀には欠席。 その後、悠人の長子である伯父「明」に契約が継がれなかったことを不審に思った「暁月」が見舞いに訪れ、美夜に契約が継がれ神憑きになったことが判明する。 それまで老けて視えていた暁月が若返ったことで、美夜の中で「暁月伯父ちゃん」と「黒兎の憑神・暁月」はしばらく繋がらなかった。
大学 (前) 一人暮らしする予定だったアパートをキャンセルし、「春から不調の美夜の看病のため」という名目で暁月とシェアハウス。 しばらく療養した後、《遠耳》の制御を訓練しながら大学生活を送る。 暁月を便利に使うことでQOL向上。 レポートの下調べや精査を手伝ってもらうことで学業が捗る。 興味のないファッションを暁月に任せたことで一気に垢抜ける。
伯父の明と相談して骨董店「よろづ奇蒐園」を継ぐことになる。 長期休暇は奇蒐園でバイトをするようになる。 明から明の子で従兄の「朝晴ともはる」との結婚を冗談交じりに打診されるが、「タイプじゃないからヤダ」と即断った。
《遠耳》で得た情報から周囲にアドバイスしたり、怪異を解決するようになる。 陰で縁結びの姫だの霊感探偵だのと囁かれる。 孔雀の憑神「アルゴス」の主人を従える令嬢「メイリン」が実家にホームステイに来る。
美夜が20歳のころ香夜が結婚。その後甥っ子が生まれる。 美夜は重度のシスコンだが姉に独占欲があるわけではなく、《遠耳》で聴こえる情報も良い人そうだったので祝福した。
大学 (後) 徐々に霊感が強くなり、《遠耳》が周囲の声だけでなく霊の声も拾うようになる。 手に負えない呪いに悩まされて信頼できる拝み屋を《遠耳》で探し、「木野下 宮司」に依頼。 以後、たびたび呪物を祓ってもらうようになる。
生徒にパワハラ・セクハラしている講師に《遠耳》で気づき、キレて暁月に呪わせる。 神連に目をつけられ、交渉の末に協力関係を結ぶ。
《遠耳》があらゆる情報媒体の声を拾うようになり、テレビもネットも見なくなる。 卒業後は暁月が結界を張った奇蒐園に引きこもるようになる。 一部の学友から過剰に拝まれたため、大学時代の友人とは情報端末を手放したのを機に疎遠になる。
23歳 卒業後、奇蒐園の二代目店主になる。 暁月のサポートを受けながら常連客の相手をしたり神連からの依頼を受ける日々を送る。 先代店主の明は妻と共に世界旅行に出かけた。 たまに旅先で見つけた呪物を送りつけてくる。 熱血漢の神連が奇蒐園の担当になる。
《遠耳》が酷評や不祥事を拾ってしまうため、エンタメ作品を楽しみづらくなる。 ドールハウス作りと憑神に関する知識集めが主な趣味になる。 狸の憑神「十五」が店を訪れ、以後たびたび顔を出すようになる。 鮭の憑神「ケイジ」が綴った愛妻日記を入手し、仲睦まじい文章に心洗われファンになる。
24歳 児童連続誘拐殺人事件の被害者の声を《遠耳》が拾ってしまい、事件に巻き込まれる。 鴉の憑神ヘルメスとその主人ジョン・スミス、神連の協力で事件は解決したものの、ショック状態で寝込む。 強くなりすぎた霊感を神連が封じる。 →「血潮は熱く燃えて」(未推敲) 悠人の弟子だった「月輪 ルナ」の霊薬で事件の記憶を薄める。 ルナの憑神「海」に懐かれる。 京都の海沿いの街にあるルナの漢方店でしばらく養生する。
現在~ 25歳夏、神連から依頼され人喰い狐討伐の情報収集と作戦立案に携わる。 →「暁にカササギ羽ばたき燃え尽きる」 ヘルメスの紹介で作曲家「河堀 章人」と蝙蝠の憑神メフィルと知り合う 神連の依頼で狐憑きの少年「皇 光輝」と交流する
25歳冬、北海道にある山村に座す憑神封じを手伝う →「繭たゆたう村」(未収録)
26歳、神連の依頼で憑神作りの研究をしていた地下研究所の跡地を調査する。 →「雨に陽だまり、月隠れ 星降る朝に夢の跡」 神秘オタクの神連と友人になる
27歳春、日本にやって来た凶悪な猿神の討伐作戦に協力する。 →「冬をこせない猿」(未収録)
27歳春、アナグマサーカスに依頼され団員が呪われた事件を調査する。 →「春はさめない狢」(未執筆) アナグマサーカス座長「ムジカ」、団員で暁月の旧友「朔羅」と知り合う。
27歳秋、奇蒐園襲撃事件 →「秋はあきない兎」(未執筆) 狸の憑神「十五」と絶縁する。これ以降、十五は美夜が亡くなるまで奇蒐園に現れない。
28歳、アナグマサーカス座長「ムジカ」の恋愛相談に乗る →「穴熊囲う星をぶち抜いて」(未収録)
28歳冬、皇 光輝の町を巻き添えにした心中計画を破壊する。 →「悪狐討伐(タイトル未定)」(未執筆)
29歳 再び霊感が強くなり始めたので、自ら制御できるようになるため、親交のある拝み屋「木野下 宮司」を頼り、九州にある「相生倉市」の「木野下神社」で修行する。 →「奇蒐園・相生倉市出張編」(未執筆) 三堂家に泊めてもらい、木野下神社で修行、活狩家の骨董品を鑑定する。 牛の憑神「キユ」を従業員に雇用する。
交流関係
関係者 感情 概要
呼称
家族、親戚
暁月 ++信頼 相棒で親友で従者な伯父。 双子のような阿吽の呼吸だが、お互いに恋愛感情は一切ない。
暁月
四方木 香夜かよ +++崇敬 心から尊敬している姉。 尊敬しすぎて若干引かれてるが仲良し。
姉さま カオちゃん
四方木 あきら +信頼 先代奇蒐園店主でもある伯父。 師匠なので敬ってはいるが、無茶ぶりはされても無理強いはされないので気安い。
明伯父さん
四方木 真夜まや +親愛 姉と同世代の従姉。 わりと危険人物なのは知っているが、小さい頃から可愛がってもらっているのであまり危険視できない。
マァちゃん
神連
神連卿 +信用 -警戒 初めて会った神連で、今でも神連への窓口となる人物。 手段を選ばないのを警戒しつつ、人の世を守るため尽力する手腕を信用もしている。
熱血くん +好感 神連卿の補佐として顔を合わせた神連。 神連卿とは正反対の裏表のない真正直っぷりに、熱血さを鬱陶しく思いながらも心を許していた。
バ神連 +信用 -呆れ 顔見知りの神連。 能力は信頼しているが言動に呆れている。 彼の願望と心の傷に察しはついているが、肯定することはない。
神オタちゃん ++友情 神秘オタク仲間。貴重な同年代の同性の友人で、よく通話する。
人形師くん +好感 奇蒐園の馴染み客。 プライベートで来ていたので最初は神連と知らなかった。
異聞
ヘルメス +尊敬 -苦手 たまに家のほうに訪ねてきて説教してくる憑神。 尊敬しているが100%正論で詰められるので苦手。
ヘルメスさん
ジョン・スミス +尊敬 直接顔を合わせる機会の少ない、ヘルメスの主人の私立探偵。 その行いを尊敬しているし、奇矯な振る舞いは代償を避けるためと知っているが、呆れることもある。
スミスさん
カイ +絆され なんか懐いてきた憑神。 懐かれる覚えがないので首を傾げているが、放ってもおけず会ったときはつい世話を焼いてしまう。
海さん
月輪ツキノワ ルナ -∞嫌悪 顔を見るだけで虫酸が走る天敵。 祖父の弟子というだけで貴重な霊薬を気前よく処方してくれるため、嫌悪するのには抵抗がある。が、海への可愛がり方が美夜にはモラハラにしか見えず激怒してしまう。 ※言葉にできない嫌悪感はルナに染み付いた海の血を霊感で察知しているせいもあるのだが、美夜は自覚できていない。
朔羅さくら +信用 -苦手 暁月の恩狸。 本性は獰猛な肉食獣と認識しているので苦手だが、なぜか気に入られて宝飾品やドレスを貢がれるので困っている。
朔羅さん
ムジカ +好感 アナグマサーカスの座長。 アナグマサーカスで起きた事件を解決したことで信頼されている。
ムジカさん
メイリン +絆され -苦手 実家に1年間ホームステイしていたお嬢様。 再来日後は奇蒐園の常連客だが、明るく馴れ馴れしい振る舞いがちょっと苦手。
メイリン
飯鐘いいがね 南翔みなと +共感 顔見知りの宝石商。 霊感持ちの同業者として連携する他、お互いに厄介な呪物を押し付け合っている。 ※美夜と暁月は「話が通じない呪い」が苦手、南翔とミカノマヤは「力業が通じない呪い」が苦手。
飯鐘さん
ミカノマヤ +信用 -警戒 南翔の憑神。 悪意がないのは理解しているが、精神が人間とかけ離れていてわかり合えることがないため、一線を引くようにしている。
ミカノマヤさん
五木いつき ひかり +心配 神連の紹介で知り合い、たまに通話する神憑きの少女。 重たい境遇ながら明るく前向きな振る舞いを尊敬する一方、心配にもなる。
ひかりさん
あくた +信用 -呆れ 過去の出来事に同情しつつも卑屈な面に苛立ってしまう。 芥と知り合ってからは「ゴキブリ」を罵倒する語彙として使わないよう心がけている。
芥さん
箕作みのさく 鹿斗しかと --侮蔑 暁月が奇蒐園の庭を任せている箕作 耕陽こうようの憑神。 数百年生きているにも関わらず幼稚な振る舞いに強めに呆れている。
橋姫 すみれ +信用 -苦手 神憑きの捜査官。 たまに条件付きで事件捜査の手伝いをする。 天邪鬼な振る舞いが疲れるのでちょっと苦手。
すみれさん
ぬえ +信用 たまに店に来る憑神。 会う前に《遠耳》で一方的に知っていた憑神で、斜に構えた態度に隠された柔い胸の内を知っているので信用している。
ぬえさん
キユ +信用 相生倉市での修行中に出会い、雇うことにした憑神。 力持ちの家事上手なので暁月の負担が減り助かっている。 キユの主人のことは甲斐性なしだと思っている。
キユさん
フォロかみ関係
すめらぎ 光輝こうき +共感 神連の依頼で顔を合わせる神憑きの少年。 彼の所業を認めることはできないが、その怒りに共感してしまうため悪感情はない。容赦もしない。
光輝くん
燐子りんこ -警戒 光輝に憑いている人喰い狐。 その所業と言葉の通じなさを警戒しているが、光輝に服従していると判断しているため、顔を合わせてからは警戒値を下げている。
燐子
河堀かわほり 章人ふみひと +憧憬 ヘルメスの紹介で知り合った作曲家。 純粋にファンなのだが、依頼を受けて古楽器や楽譜を探したり、逆に奇蒐園から紹介したりしているうちに友人に数えられて困惑している。
章人さん
メフィル +好感 章人のマネージャーをしている憑神。 章人に連絡する際に会話することが多い。 美夜はお嬢様気質、メフィルは筋金入りの使用人気質なので互いに話しやすい。
メフィルさん
仁津野ひとつの 千花ちはな +好感 東京に出かけた際に立ち寄る花屋。 千花の有する《解毒》の権能で浄化された店の空気は快く、心が洗われる心地がする。 いつもおすすめの花束を見繕ってもらい、枯れるまで奇蒐園に飾っている。
千花さん
ミルフルール +信用 -苦手 千花の憑神。 下心も悪意もないのはわかっているので悪感情はないが、歯が浮くような綺羅びやかな言動がまぁまぁ苦手。
ミルフルールさん
日賀ひが のぼる +尊敬 -苦手 神憑きの絵本作家。 作品は好きだし人となりも尊敬しているが、自分を投げ捨てたような献身的な行動力に頭が痛くなる。
のぼるさん
竜仁 +安堵 たまに泊まりに行く寺の僧侶の憑神。 《遠耳》で耳鳴りが酷くなったときの避難先。清浄な寺院なのに加えて竜仁の憑神としての縄張りは広く、《遠耳》で聴こえない範囲が広いので静かに過ごせる。
竜仁さん
ケイジ ++憧憬 ケイジが愛妻との日々を綴った惚気日記のファン。他の日記も集めている。 恋人に裏切られ捨てられたことに端を発する呪いを数多く聴いているので、死に分かたれてなお相思相愛の夫婦に心慰められている。 円熟した精神と体型という好みの男性なのでかなり好意的(愛妻家に横恋慕しないので好感以上に発展しない)
ケイジさん ケイジ先生
及川おいかわ 回帰かいき -同族嫌悪 ケイジの現主人である秘境写真家。 ケイジの扱いが雑で腹が立つのと、憑神に生活を頼り切ってる様子が自分のダメな面を見せられているようでイライラする。
及川さん
ファントマ -敵意 絵画泥棒の憑神。 古美術商として相容れず、絵画を呪い込みで愛するスタンスも反りが合わない。
ファントマ 泥棒猫
ジュヴァン刑事 +好感 ファントマを追いかける刑事。 憑神に関する知識の助言を依頼されファントマ捜査に協力している。 円熟した精神と体型という好みの男性なので好意的(愛妻家に横恋慕しないので好感以上に発展しない)
ジュヴァン刑事
十五 -警戒 ↓ ---敵意 愉快犯の詐欺師。 善行を働くこともあるのと、下手に敵に回したほうが厄介という判断から門戸を開いていたが、悪狐事件をきっかけに敵視。 その後暁月を弄ばれた件も合わさり、奇蒐園襲撃事件を機に絶縁した。
クソ狸
神憑き本家(パラレル)
木野下 宮司みやじ ++尊敬 ときどき手に負えない呪物を祓ってもらっている拝み屋。 霊感が強くなりすぎた際には巫女修行もさせてもらった。人柄を信頼している。
宮司さん
木野下 陸 +尊敬 -罪悪感 宮司さんの憑神。 初対面のとき酔っ払っていたので印象が悪かったのだが、それが宮司の呪いを引き受ける負担を和らげるためと知って申し訳なく思っている。
陸さん
三堂みどう たつら ++好感 宮司のところに修行する際の滞在先。 円熟した精神と体型という好みの男性なのでかなり好意的(愛妻家に横恋慕しないので好感以上に発展しない)
たつらさん
三堂 すず ++尊敬 たつらさんの奥さん。 凄まじい量の食事と家事を手際よくこなす姿を尊敬している。 申し訳ないので暁月に任せるだけでなく自分でもいくらか手伝っている。
鈴さん
三堂 良薫らくん +好感 -苦手 たつらの憑神。 明るい振る舞いに少し萎縮していたが、らく側がそれに気づいて気遣うようになってからはいくらか話すようになった。
らくさん
三堂 良艮らこん +好感 -苦手 明るい振る舞いに少し萎縮していたが、らく側がそれに気づいて気遣うようになってからは改善された。 外見は好みだが、中身が幼いので異性と認識していない。
らこさん
活狩かがり 誠助じょうすけ --侮蔑 活狩家の品を過去視した記憶から誠助の先代主人への所業を知っており、口外はしないが強く嫌悪している。 子栗鼠を過剰に守ろうとする姿勢も軽蔑を強め、かなり態度が悪い。
駄犬
活狩 子栗鼠こりす +心配 相生倉市に逗留する間の稼ぎ先として活狩家の目録整理をさせてもらっている。 誠助が思うよりずっと逞しくてしっかりした子だと認識しており、誠助の手綱を取れるよう暇を見て憑神の知識を伝授している。
子栗鼠さん
西木 美槌みづち +尊敬 主人の名を名乗る憑神の探偵。 成り行きで憑神案件の事件調査を手伝った。初対面から好意的なのを不思議に思っているが、その理由は知らない。
西木さん
その他技能
技能 ランク 説明
音楽 B- 元より悪くなかった音感が《遠耳》の影響で向上している。 耳にしたリズムを概ね正確に伝達できるレベル。
ファッションセンス D+ お転婆なので基本動きやすいパンツスタイル。足が太いのがコンプレックスなのでぶかぶかを好む。 着飾ることに興味が薄いため、自分で気ままに選ぶと学生時代の服を適当に着て、隙が多く野暮ったい印象になる。 美的感覚はあるのでちゃんと着ようと思えばそれなりの服装を選ぶことはできる
家事 C 母の育児方針から一通りはこなせるよう躾けられている。 とはいえ暁月に任せきりなので習熟度はあまり高くない。 たまに気が向いて自発的に試行錯誤してレシピを極めた得意料理がいくつかある。
社会知識 E- 《遠耳》の暴走を抑えるため情報を制限し、ネットはおろかテレビや新聞も見ない。 このため現在の世情に疎く、ネットミームや流行語といった流行りものは全く知らない。
他言語〔中国語〕 C+ 大学で第二言語として修学、暁月と明にも習った。 発音はいくらか拙いが聞き取りは十分、読み書きを辞書片手にこなせるレベル。 暁月に任せればいっか、という甘えが出てあまり熟達していない。
運動 C 好まないがさほど悪くはない。 団体競技は嫌い。個人競技のマラソンや水泳は嫌いではなかった。
戦闘 E+ 運動能力は悪くなく闘志も強いが、共感性が高いせいで「意識して他者に暴力を振るおうとすると動きが鈍る」タイプ。 暁月に代行させることは可能(暁月も戦闘能力は乏しいが、呪うことはできる)だが、講師を呪った件で慣れないことをしてもろくなことにならないと学習し自省しているため、キーワードなしで呪いの代行を命じられても耳を貸さないよう暁月に命令している。
小ネタ
ファッション
こだわりが薄いので人に勧められた服を素直に着る。 香夜が選ぶと妹に似合う露出の少ないドレスを着せる(余所行きの自発的にはしないだろう格好をさせたい姉心) 暁月が選ぶと凛々しい印象のパンツスタイルにする(美夜の好みを知っており、自立した女性と思われたい願望に添うため)。ただし脚はむしろ脚線美として活かす方針。本当は胸元も開けたほうが似合うと思っているが自重している。 普段の暁月の着物に合わせた着物風シャツと袴風ズボンは店の制服としている、 滅多にないが、正装が必要な外出では暁月が見立てた着物を着せてもらう。 姉からのアドバイスでローズピンクを服装に取り入れるが、メインにするには派手で抵抗があるのでリボンなど小物にとどめている。 ポニーテールは姉の中学時代(美夜が一番べったりだった時期)の真似。自分の知る最も強い人のファッションを真似る一種の武装。
体型
引きこもりだが家事歴の長い暁月が食事を担当しており、美夜もある程度健康には気を払っているのでそこまで太ってはいない。 甘味を好むのでクリスマス正月バレンタインの3ヶ月を経ると危うくなるが、見かねたヘルメスが訪ねてきて運動させるため平均より重めの範疇に留まっている。
コレクションの好み
古美術は西洋アンティークや風景画といった美しいものを好む。 先代の明はおどろおどろしいものを好んだので奇蒐園はだいぶ様変わりした(明のコレクションは倉庫にしまってある) 呪物も暖かな情愛や美しい願いの籠もった品を好む。
恋愛
美夜の好みは「精神的に成熟している」「頼もしい年長者の」「恰幅の良い」男性で、「包容力があり」「逞しく精悍な」「男らしいハンサム」を好む暁月とはストライクゾーンがズレている。 └重要度は中身>>>外見(どんなに好みの外見でも中身が駄目だと駄目) とはいえ美夜は恋愛の優先度が低いがゆえに異性を見る目が厳しく、「いいな」と感じた男性はもう結婚しているのが常。 そして美夜がときめく男は妻を一途に愛し仲睦まじい家庭を築いているので、美夜の感情も強い憧れ止まりで恋愛感情まで発展しない。 └美夜の好みど真ん中具体例:三堂 たつら、ケイジ、ジュヴァン刑事