| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | B+ | 神憑きになり超感覚系の権能を授かったことで、霊的素養のない素人だったにしてはかなり鋭くなった。 正体を隠していない憑神を憑神だと認識し、患者の霊障を感じ取れる。 |
| 遠耳 | A+ | 暁月に授かった権能。 医者の立場から「尋ねる前に患者が話したがっている情報を聴ける」能力として働いた。 公言できない秘密まで聴こえることがあって困った他、まぁまぁうるさいので晩年は耳が遠くなっていた。 |
| 薬学〔漢方〕 | S++ | 本場中国で学び、戦時中に動員された体験から専門外の症状にも詳しい。 慢性的な心身の不調を緩和し、呪いへの抵抗力まで向上させる。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | C- | 憑神の存在を知り暁月といっしょにいることで暁月を「兎の耳の生えた男」と認識できるようになっているが、正体を明かしていない憑神は人間にしか視えない程度。 興味のないものは視ない性格。 |
| 審美眼 | B | 専門的な教育は受けていないが、名品に囲まれて育ったため目が肥えている。 美しいものを好んで集め、家族にもそう在るのを望んだ。 |
| 魔性の女 | S | ただ黙って座っているだけで「こっちを向いて笑ってほしい」と願わせる可憐な美女。年老いても変わらず愛らしかった。 彼女の無神経な言動にどんなに傷ついても、苛立っても、厭うても、彼女のそばを離れることはできない。彼女がそれを許さない限り。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | B | 物心つく前から暁月と暮らして呪いに親しんだので、かなり鋭い。 正体を隠していない憑神を憑神だと認識し、呪いや幽霊の存在を察知できる。 |
| 鑑定眼〔骨董〕 | S | 幼い頃から名品に囲まれて肥えていた審美眼を知識と経験で裏付けしていった。 特に陶磁器に関しては世界有数の目利き。 |
| 鑑定眼〔呪物〕 | A | 呪物の気配と危険度を大まかに察知できる。 「これ月兄好きそう!」と思ったら即購入。 |
| 社交力 | A | 父譲りの親切心と母譲りの愛嬌で誰とでも仲良くなれる。 中国語と英語を修めているが、習い覚えていない言語でもカタコトと身振り手振りでコミュニケーションできるコツを掴んでいる。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | A+ | 高度な訓練を受けた巫女。 霊視のオンオフを切り分け、自分を守りながら呪いの情報を探ることができる。 |
| 結界術〔神道〕 | S | 料理、洗濯、散歩、庭造り。 常に天を意識しながら日常の動作を行うことで、丁寧に積み重ねる日々が魔を祓い場を清める儀式となり、災いを避ける傘となる。 |
| 諜報術 | A+ | 設定された身分通りの演技を徹底し、愛する者に生涯の嘘と秘密を抱えることを厭わない。 スパイとして優れた素質。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | B- | 両親から受け継いだ素養で呪いや幽霊を感じ取れるが、恐怖心から生理的嫌悪を刺激する姿に誇張されて視えていた。 現在は修行を積み安定しているが、それでもきちんと存在を見据えることはできないでいる。 |
| 恐怖耐性〔心霊〕 | D+ | なまじ霊感があるせいで幽霊に怯え、「いつかおまえが月兄を継ぐんだから」という父の教育に反発し、母からの修行でも克服できず、完全に拗らせた。 怖いから怒るという反応で、幽霊や憑神を毛嫌いしていた。修行を積んで若い頃よりはマシになっている。 |
| 退魔術 | B- | 犬養家で積んだ修行により、悪霊や呪いへの護身ができるようになった。 力尽くで攻撃するだけで、格上には通じず、原因の究明も難しい。 簡単な除霊なら問題なくこなせるレベル。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | B- | 存在の明らかな幽霊や呪いを察知し、正体を隠していない憑神を憑神と認識できるが、恐怖心を刺激されると過剰に恐ろしい姿に視える。 小夜の教育の反省から霊感を伸ばすより自己防衛のまじないを学んでおり、危険察知以外では常人より鋭い程度。 |
| 恐怖耐性〔心霊〕 | D+ | 母からの刷り込みでこの世ならざるものに忌避感と恐怖心がある。 実際の危険がなくても怯えて消耗する一方、恐怖を己の問題と認識し、他者に敵意を向けない胆力を持ち合わせている。 |
| 料理 | B+ | 小さい頃から料理が好きで、母と暁月を手伝っていた。 盛り付けにもこだわり、華やかな皿に仕上げるセンスがある。 |
| 鑑定眼〔骨董〕 | A- | 奇蒐園の後継ぎとして幼い頃から教育され、父譲りの審美眼と確かな知識がある。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | E+ | 暁月の正体を知っていても兎耳が視えず、憑神を憑神と認識するのが難しい。 幽霊も視えないし、呪いにも気付けない。鈍い代わりに影響も受けづらい(生存本能から認識を閉ざしている)タイプ。 |
| 医術〔総合〕 | A++ | 父の技を継げない代わりに町医者として経験を積んだ。 病症から外傷まで幅広い知識を修め、必要に応じて専門病院の検査を勧められる。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | D | 呪いや幽霊と縁遠い一般人で、暁月のことも普段は老人に視えている(正体を知ってはいるので、呪具の眼鏡を外したら青年に視える) 憑神のことは知っていて疑ってもいないが、あまり身近に感じられていない。 |
| 看護 | A+ | 患者に尽くしつつ適切な距離を保てるベテラン。 パワフルで人当たりが良く、いっしょにいると気分が明るくなる、ように振る舞っている。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | D | 小さい頃は幽霊が少し視えていて(C+相当)、その名残りで暁月の兎耳を認識できている。 現在は幽霊も呪いも視えない。父親と同じく鈍い代わりに影響を受けづらいタイプ。 |
| 医術〔総合〕 | A | 順調に経験を積み、ベテラン医師と肩を並べる優秀な人材。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | A- | 幼い頃からはっきりと幽霊を見、呪いに苛まれてきた。 霊障から解放されたことで心身が安定し、神連の教育を受けることで冷静に呪いを見据えられるようになってきている。 |
| 医術〔総合〕 | B- | 新米医師として日々精進中。 人相は悪いが一生懸命な様子が窺えるため、本人が気に病んでいるほど患者からの印象は悪くない。 |
| 医術〔呪術〕 | C+ | 神連の医療部署 神凪から週に一、二度講習を受けている。 自力での対処はまだ無理だが、明らかな霊障に苛まれている患者を神凪に紹介できる。 |

| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | B | 幼い頃から呪いに惹かれ呪いを好んできたが、霊的な素質が抜きん出ているわけではない。 足りない才能を知力と道具でカバーしている。 |
| 呪術工作 | A | 明晰な頭脳で呪いを解析し、豊かな発想力で改造する。 呪いを生んだ願いを理解しながら踏みにじる、悪辣な天才。 |
| 危険察知 | S+ | 規格外の従姉に連敗した経験から「これ以上は自分の手に負えない」「これ以上は人の道を外れた者として狩られる」と的確に判断する。 目先の利益や好奇心にとらわれない、「カオちゃんに怒られる」という外付けの自制心。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | C+ | 幽霊が視えるほどではないが、暁月を始め正体を隠していない憑神の姿で認識し、霊的な異常がある場を「なんか変だな?」と感じ取れる。 たまに紹介された妻の友人にびっくりしている。 |
| 庭造り | A+ | 幼い頃から草花を愛でていたベテラン庭師。石材や木材も楽しく扱う。 顧客の要望というキャンバスを自分の感性で彩る芸術家気質。 霊的な調和を朧げに感じ、小春が去った後の奇蒐園の庭を整えている。が、自分の感性優先なので完璧ではない。 |
| 工作 | B+ | 手先が器用で根気強く、DIYが趣味。 梯子や棚など子どもたちが幼い頃に作って現役のものがいくつかある。 |
| 運転〔車〕 | B+ | マニュアル車を乗り回す運転好き。 家族の遠出や買い物の際は喜んで足役を買って出る。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | E | 鈍い。目の前を幽霊が横切っても気づかないし、憑神が元の獣の姿になっても夢か錯覚で済ませてしまう。 お陰で呪いに遭わずに過ごせている。 |
| 家事 | A++ | 栄養バランスを意識した食事を三食用意して食器洗って掃除して誕生日にはケーキを焼いて……を日々こなしてきたベテラン主婦。 お菓子作りはバザーなどに出品して好評を得る腕前。 |
| 社交力 | A++ | 仕切り屋のリーダー気質。ついまとめ役を買って出てしまう。留学生の支援や主婦の集まりや地域会に合唱の稽古に観劇にと、家事をこなしながら精力的に趣味や社交に打ち込んでいる。 |
| 神狂いの末裔 | C+ | 憑神や神憑きと縁ができやすい性質。 自覚はなく「ちょっと会いやすい」程度だが、社交的で出会いが多いので判定機会が増えている。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | C | 幽霊を視たことはないが、呪いと遭遇すれば悪寒を感じる。 特別鋭くも鈍くもない一般人。 |
| 剣道 | A | 学生時代から真面目に稽古して真っ当に強い。 訓練でも上位の腕前。 |
| 危機察知 | B | 交番のお巡りさんとして日々町をパトロールしている。 住人に異常があれば気づき、笑顔で話を聞きに行く。 |
| 社交力 | B+ | 母譲りのリーダーシップで学生時代は部長。いわゆる体育会系の気風が性に合い、後輩から慕われる一方で先輩からも可愛がられている。 なお、責任感の強さと面倒見の良さが災いして自由人の妹たちからはウザがられがち。 |
| 歴史学 | B | 学生時代の得意科目。 世界史を丸暗記しており、伯父たちの蘊蓄を覚えていて美術史にも詳しい。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | E- | 霊感を必要としない。 よって、呪いと遭遇しても気づかない。 |
| 女傑の貫禄 | S+ | 相対した者の居住まいを正させる堂々とした威厳。 覚悟なき者を一瞥で黙らせ、正論を告げるだけで澱んだ空気を一掃する。 |
| 裁縫〔服飾〕 | A | 手先が器用で思い切りがよく仕事が早い。プロとして一流と評される腕前。 自分の感性を表現するのではなく顧客の要望に応えるのが好きな職人気質。顧客からの評価と信頼は厚い。 |
| 運転〔バイク〕 | B- | 高校時代からバイクを乗り回していた。 妊娠してからは手放しており、徐々にランクダウンしている。 |
| 怪異打ち切り体質 | S+++ | ただ思うままに振る舞うだけで、無自覚に怪事件との縁を断つ数奇な性質。 霊感がなければ手に負えない事態には「そもそも遭遇しない」という打ち切り方になる。 凶星に愛された凡人が運命に導かれて乱世の英雄になるように、香夜は女帝の如き才気があれど世を変えることなく平穏な人生を送っている。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | S | 生まれつき強い霊感を持ち、幽霊と生者の区別がついていない。 現状は香夜の庇護下にあるため大事には至っていない。 |
| 千里眼 | C+ | これから行く場所の吉凶をぼんやり感じ取れる。 奇蒐園に行くときはご機嫌。たまにお出かけを嫌がってギャン泣きしているときは、香夜は潔く諦めている。 これから弱まっていくか成長していくかはまだ未知数。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | A | 高度な訓練を受けた巫女。 魔を恐れず見据え、祓う。 |
| 式神使い〔狗〕 | A+ | 犬養家に伝わる牡犬と牝犬、それに天寿を全うした愛犬の三頭の死霊を従える。 嗅覚による失せ物探し、吠え声による悪霊払い、牙と爪による除霊など、多岐に渡って活躍できる強力な使い魔。 |
| 技能 | ランク | 説明 |
|---|---|---|
| 霊感 | B+ | 父母の素質を受け継ぎ、幼い頃から犬の霊と親しんだお陰で、さほど修行をしていないにもかかわらず霊感が強い。 霊の存在を感じ取り、意識を凝らせば姿を視ることができる。 |
| 退魔術 | C+ | 護身程度に習っている。 微弱な悪霊を遠ざけ、軽い呪いを避けられる。 |
| 式神使い〔狗〕 | B- | 生まれたときから犬の霊に慣れ親しみ、家族として扱っている。 自然と意思疎通してお願いを聞いてもらいやすいが、主人として命令して行動を縛るのは不慣れ。 |
| 恐怖耐性〔心霊〕 | A- | 生まれたときから犬の霊に守られてきたため、幽霊の類を脅威と見做していない。 暴れ狂う悪霊を前にしてもその理由を慮れるが、経験がないため吉と出るか蛮勇に終わるかは未知数。 |